写真の撮り方 4.適正露出

どうも、みなさん。宇伊兄です。

最近Animalleryの更新に精を出しすぎたため、他のブログ記事がおざなりになってしまいました(まあ、そのAnimalleryですら最近更新できてないんですけどね)。


今回は久々に写真の撮り方についてお話をしようと思います。


写真を撮るために覚えておきたい「写真の三要素」といえば

シャッタースピード絞りISO感度

の三つでした。それぞれなんだっけって言う人はそれぞれ説明しているのでリンクから復習してね。


そして、それぞれの設定を撮影者がいじって一枚の写真にするわけですが、適当に設定したのでは極端に暗いor明るい写真が出来上がります。その設定が適正露出になっていないからです。


適正露出の定義を書き記しても良いのですが、なかなか難儀なので本当にざっくり説明すると、明るすぎず暗すぎないちょうど良い露出のことです。ここまでざっくりしすぎていると本当のプロに本気で叱られそうな感じなのですが、まあいいでしょう。


例えば、風景写真を撮りたい場合はボケが入ると萎えるので、F値の数字を大きくして絞っていきますよね。F値の数字を大きくするということは写真自体は暗くなってしまうので、シャッタースピードを長く設定するか、ISO感度をあげるかの二択になります。このどちらの選択をしたとしても長所と短所があるので、どちらを犠牲にするか、あるいは他の機材などで補うかかして適切な露出に設定をしていくことになります。


さらに言うと、適正露出の解は一つではありません。例えばシャッタースピードを倍長くしたならば、ISO感度を1/2にすることで同じ明るさの写真が出来上がります。そのため、撮影者は写真の三要素をいじることで何が変わるのかを意識した上で、自分のイメージに近くなる適正露出の設定にしていくわけです。この作業がなかなか時間がかかるので、「写真はシャッターボタンを押すだけの作業だ」と思ってる人からすると「早くしろよ…!」と言いたくなるわけですが、撮影者の最大のこだわりポイントなので許してあげてください。


さて、とりあえず以上になります。写真の三要素とそれが織りなす適正露出を理解すると撮影の面白味がグッと増します。皆さんもトライアンドエラーを繰り返しつつも自分の納得した写真が撮れるように頑張りましょう!

Winny Photography

Pleasure of Photos

0コメント

  • 1000 / 1000